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イオンゴールドカードってどんなカード?
イオンゴールドカードは、対象のイオンカードを一定条件で利用した会員に自動送付されるランクアップカードです。
最大の特徴は入会金・年会費が永年無料である点。公式FAQでも「ETC専用カード・家族カード・イオンゴールドカードも年会費・発行手数料は無料です」と明記されています。公式FAQ さらにカード番号は一般カードと同一のままゴールドへ切替わるため、公共料金などの支払い先を変更する手間もありません。
ゴールド専用特典として、イオングループ専門店での請求時5%OFF(毎月20・30日)、国内主要6空港ラウンジ年間2回無料、海外・国内旅行傷害保険(最高3,000万円/2,000万円)などが追加され、日常と旅行の両面でメリットが拡大します。公式サイト
発行条件:年間カードショッピング50万円(税込)以上
ゴールドカード発行の基本条件は、対象カードで年間50万円(税込)以上のショッピング利用です。集計期間は毎年1月11日〜翌年1月10日(請求ベースでは3月請求分〜翌年2月請求分)と公式FAQに定義されています。公式FAQ
達成すると翌月以降に審査のうえ自動送付され、追加申請は不要。50万円という水準は月あたり約4.2万円で、スマホ料金・光熱費・食費を集約すればハードルは決して高くありません。
なお「その他一定の基準を満たした場合」にも招待される場合があり、住宅ローン契約者やイオン銀行Myステージプラチナ以上が対象となるケースも公式ページで示唆されています。公式サイト
一度ゴールドになれば“永久ゴールド”なのか?
もっとも気になるのが維持条件です。公式情報を確認すると、発行後に「毎年○万円利用しないと資格剥奪」といった記載は一切ありません。
年会費も無料のままなので、カードを自主解約しない限りゴールド区分は継続すると読むのが自然です。
ただし以下の場合にはゴールドカードそのものが失われる可能性があります。
- 紛失・盗難・更新時に会員資格審査で否決された場合
- 支払遅延など規約違反によりカード会員資格を喪失した場合
- 本人が退会を申し出た場合
裏を返せば、正常利用を続けている限り実質的に“永久ゴールド”と言えるのがイオンゴールドカード最大の魅力です。
ゴールド特典を使いこなすコツ
ゴールド限定特典は意外に多彩。代表例を整理すると以下の通りです。
- イオングループ専門店請求時5%OFF
普段の買い物で即時メリットを実感。 - イオンシネマ優待
シネマチケットがいつでも1,400円、年間30枚まで。公式サイト - 国内空港ラウンジ無料
羽田・成田など主要6空港で年間2回。フリードリンクやWi-Fiが利用できます。 - ショッピングセーフティ保険
購入日から180日以内、年間300万円まで補償。
これらをフル活用すれば、年会費無料ながら有料ゴールドカード級のリターンが得られます。
注意点:イオンラウンジ利用は年間100万円が条件
「イオンラウンジ」は2023年の再開以降、年間カードショッピング100万円(税込)以上が利用条件に変更されました。公式サイト
ゴールドカード保持=自動でイオンラウンジOKではない点に注意が必要です。ラウンジを使いたい場合は、100万円ラインを意識して利用額を積み上げましょう。
よくある誤解を解消!Q&A
- Q:翌年に利用がゼロでもゴールドは維持されますか?
A:公式サイトに維持条件の定義はなく、年会費も無料のため、カード自体を解約・失効しない限りゴールド資格は継続します。 - Q:家族カードもゴールドになりますか?
A:本人カードがゴールドなら家族カードも年会費無料でゴールドを発行できます。公式サイト - Q:発行招待メールが届く時期は?
A:条件達成の翌月以降、順次DMまたはイオンウォレット内で案内されます(審査あり)。公式FAQ
まとめ:実質“永久”ゴールドを手に入れる3ステップ
1)まず対象のイオンカードを作成。
2)年間50万円利用(固定費+日常買い物でOK)し、招待を待つ。
3)ゴールド到着後は日常決済を続けるだけで、年会費無料のまま半永久的にゴールド特典を享受可能。
ゴールド維持の追加条件がない今こそ、イオンユーザーはもちろん「無料でゴールドを持ちたい」すべての人に狙い目の一枚と言えます。
カード有効期限到来時の再発行はゴールド継続?
イオンゴールドカードのプラスチック券面には通常5年の有効期限が印字されていますが、期限到来前に自動再発行される更新カードもゴールド仕様のまま送付されます。年会費はもちろん無料のままなので、「期限切れで一般カードへ降格」という心配は不要です。公式ページでも「カード番号変更なし・切替手続き不要」(イオンカード公式)と明示されており、保持コストはゼロです。
ただし、更新審査では会員の取引状況や信用情報が点検されるため、長期延滞や強制解約歴があると再発行が見送られる可能性があります。正常利用を続ける限り、物理カードを更新するだけで「永久ゴールド」の恩恵を受け続けられる、という仕組みです。
信用情報が悪化した場合はどうなる?
延滞が61日以上など重度になると、イオンカードは会員資格そのものを停止する場合があると利用規約に定めています。カード解約に至ればゴールドも同時に失効し、再取得には再び「年間50万円」などの条件達成と審査通過が必要です。(イオンカード利用規約抜粋)
- 一時的な数日遅延 → 原則としてゴールド維持
- 長期延滞・カードローン延滞 → 更新停止・強制解約の可能性
- 自己破産・債務整理 → 解約後はゴールド招待対象外
「年間利用額リセット」で降格する仕組みはないものの、信用情報の悪化は唯一のゴールド喪失リスクと言えます。
国際ブランドやデザインを変えたいときのステータス
「VISAからJCBに替えたい」「ディズニーデザインに変更したい」といったブランド・券面変更は、一般カード→新規発行→条件達成後に再びゴールド招待という流れになります。コールセンター経由のブランド変更手続きではゴールドのまま移行できない点に注意が必要です(イオン銀行公式FAQ)。
現在のゴールドカードを保持したまま追加で別ブランドを作ることは可能ですが、管理コストや審査枠の観点から複数枚所有は慎重に検討しましょう。
家族カードのゴールド資格は永久?
本人カードがゴールドである限り、家族カードも同じゴールド券面で年会費無料です。本人が解約・一般カードへダウングレードすると家族カードも失効しますが、本人が保持し続ける限り、家族側で追加の利用条件や年会費は発生しません(イオンカード公式)。
- 18歳以上(高校生除く)の家族なら発行可能
- 利用明細・ポイントは本人に合算
- 旅行保険や空港ラウンジも家族カード単体で利用可
「ゴールドの家族カード=永久無料」の構造は他社カードには少なく、イオンカードならではの魅力と言えるでしょう。
