イオン関連サービスを利用される方を中心に人気のイオン銀行ですが、振込手数料を無料にする方法があります。ATMでの振込手数料は積み重なっていくと大きな金額となりうるので、振込手数料や無料の方法についてよく知っておくことは重要です。
目次
イオン銀行での通常の振込手数料。無料にする方法もあり
イオン銀行で口座を開設する前に、どのくらいの手数料が発生するのか確認しておきましょう。例えばイオン銀行のATMからカードを使って振込をする場合、振込先によって手数料は変わってきます。同じイオン銀行宛てという場合には、手数料無料で対応が可能です。一方、他行宛てという場合には、132円〜が発生するので注意が必要です。
ただし、後述の通り、振込手数料を無料にする方法がありますので条件をよく確認しておきましょう。
ATMでの振込みでも手数料が違うケースがある
同じようにイオン銀行のATMから振り込む場合でも、現金での振込だと手数料が変わってきます。
現金で振り込む場合であれば同じイオン銀行宛てなら5万未満なら手数料が220円で5万円以上なら440円かかります。
他行宛ての場合には、5万円未満で374円、5万円以上の場合には550円かかる決まりになっています。同じようにATMから振込を行う場合でも、条件ごとに必要な金額が異なるため注意が必要です。
出典：https://www.aeonbank.co.jp/fee/transfer_atm/
現金の場合はATMの上限金額がある
ほかにも注意が必要なポイントとなるのが、ATMから現金で振り込みをする場合、上限金額は10万円だという点です。
イオン銀行の振込手数料を無料にする方法
イオン銀行には、振込手数料を無料にする方法が存在しています。その方法というのが、「イオンMyステージ」を利用することです。
このイオンMyステージでは、対象取引の利用状況に応じて「イオン銀行スコア」が決まります。そして貯まったスコアによって決まったステージごとに、さまざまな特典が受けられるというサービスになっています。スコアを貯める方法には複数の選択肢が用意されているので、自分に合った条件でスコアを貯めましょう。
例えばシルバーステージになると、ATMでのカード利用時の他行宛ての振込手数料が月に1回無料となります。プラチナステージまで到達した方であれば、月に5回手数料が無料となるサービスです。
手数料無料の他にもATMの出金手数料無料などメリットが
またATMにおける他行宛てのカード利用時の振込手数料が無料となるだけではなく、普通預金の適用金利が高くなる、他行ATMでの入出金手数料の無料回数が増えるなどの特典が用意されています。実際にどのような特典があるのか確認して、利用を検討しましょう。
振込手数料を無料にする注意点
イオンMyステージを利用して手数料を無料にしたいと考えている場合、注意が必要なポイントが存在しています。その注意点の1つとなるのが、振込手数料の無料条件が適用されるのは、ATMにおけるイオン銀行のキャッシュカードを利用した他行宛ての振込を行う場合のみという点です。
同じようにATMを利用して手続きをする場合であっても、現金で振り込む場合には手数料が無料となる特典は適用されないので注意しましょう。
手数料無料は毎月リセットとなる
また手数料無料となる特典は、月ごとにリセットされます。そのため今月分の無料回数を利用した場合でも、次の月になればステージの条件を満たしている方なら再び無料で振込が可能です。
振込予約の取り消しや組戻しを行った場合であっても、無料回数が戻ってくることはありません。手続きを行う場合には、振込先の入力ミスなどがないように注意することを忘れないようにしましょう。
ほかのキャンペーンで他行振込手数料無料回数の重複がある場合には、特典の多い回数が適用されます。特典回数が合算されるわけではないという点に注意が必要です。
イオン銀行とは
イオン銀行とは、イオングループが運営する銀行で、2007年の10月に誕生しました。この銀行が目指しているのは、「商業と金融が融合した小売業の銀行」です。
イオンモールやダイエーなどの商業施設を多く持っているイオングループが経営しているため、商業と金融の融合を目的としていると認識しておきましょう
実際にイオン銀行を利用する場合、キャッシュカード機能付きのイオンカードを作るのも1つの手です。普段のイオングループの買い物でも利用できるカードを作ることで、ポイントが貯まりやすいなどのメリットが得られます。お得に利用できる仕組みがいくつか用意されているため、お得に利用するためのポイントを押さえながらイオン銀行の利用を検討しましょう。